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2021年 09月 15日
大覚寺 観月の夕べ(アーカイブス)
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1200年前、嵯峨天皇が大沢池で、中秋の名月に舟を浮かべ、
文化人・貴族の方々と遊ばれたことから始まった
「観月の夕べ」
空を見上げれば煌々と、目を落とせば静かな水面に映る月。
この2つの月が見られる稀有な時間を堪能するべく大覚寺み向かいましたが、
あいにくの曇りで月は出ずでした。

それにしても、月が出る出ないのでは、大違い!!
大覚寺も閉館し、お外は真っ暗闇で撮るものもない
来年また訪れることが出来ればよいのですが・・・



Lang Lang – Debussy: Suite bergamasque, L.75: III. Clair de lune
ドビュッシー:月の光

ドビッシーの月の光を聴くと、ベートーベンやショパンやリストの曲にくらべて
ものたりないほどあっさりしていることに気づくが、
空気や温度や時間軸が感じられ聴いているうちに
天才的な音のやわらかさと抒情性に気づくと
このメロディは、いま聴いている時は、過去なのか?現在なのか?みらいなのか?
それとも夢の世界なのか
と・・・
考えさせられてしまいます。
黄昏の空に浮かぶ月がふわふわとただよってゆく
月の光のように感動させてくれます。

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月がでないとやる事ないしね・・・
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by grace_land | 2021-09-15 13:40 | 京都 | Comments(0)


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